当社の既製品は、製造、直販です。
流通経費を仕立て品質向上に充てています。
自信をもって、お奨めいたします。

オーダーの長襦袢は、ご自分にあった世界に一つだけの芸術的作品。
着心地よく、末長くご愛用いただけます。

以下は、初めて当社をご利用になられる方のために
詳しい長襦袢の選び方を掲載いたしました。

(1) オーダーメイドかレディメイドか

長襦袢を選ぶ最初のポイントは、
オーダーメイドかレディメイド(既製品)のどちらかです。

仕立ての品質は大きく変わることはありません。
レディメイドだから品質が良くない、ということはありません。

それぞれの特長を解説いたします。

オーダーメイド

お客様の寸法ぴったりの長襦袢となりますので、
着付けしやすく、着崩れしにくくなり、
美しい着物姿を維持することができます。

「着物は肩こりになる...」と感じたことがある方は、
オーダーメイドをお勧めいたします。

オーダーメイド品は、お客様の寸法に合わせた
手製の「誂え」(あつらえ)です。

長襦袢の生地、衿の生地、形などを組み合わせて、お作りします。

レディメイド

レディメイド(既製品)の長襦袢では、
高級な生地を使っていることはほぼありません。

一般的な生地で作られているため、
自宅で洗濯でき、お手入れがとても楽なので、
お手軽に使ってもらえる1品です。

価格がリーズナブルとなりお求めやすくなっております。

長襦袢の選び方【ポイント1】

レディ・メイドのサイズはS、M、Lとなります。着付け教室や呉服屋さんや着物レンタル屋さんで試着を行ったことがある方は、その際の寸法を参考にしてください。

オーダーメイド品は、お客様自身で寸法を取っていただくか、当社にお越しいただき寸法を測ります。

(2) 伝統の正絹か、便利なポリエステルか

「季節」や「着る頻度」や「お出かけ先」に合わせて、
長襦袢を変えると、着物の楽しみがまた1つ増えます。

■伝統的な正絹生糸100%(ここ一番!肌触りが違う、身体にサラリと沿う)

  • 表の着物と長襦袢との相性、正絹の着物なら正絹の長襦袢が良い。
  • 着物の中で、すり合わせが良いのでゴワつかず柔らかな動きにも◎。
  • 相性が悪いと袂のところから長襦袢の袖が出る可能性がある。
  • 欠点は日常の汗に洗濯。
  • 正絹は手縫い。柔らかくふわっとあがる
  • ミシン縫いはしっかりした(硬い)仕上がりになります。
  • 温かい、肌触りが良い、表の着物に対して擦り合わせが良い、軽い。
  • 擦り合わせがよいから、着崩れしにくい。
  • 正絹には様々な種類がございます。
  • 綸子(りんず):ピカッと光ったような織柄
  • 精華(せいか):型染めのみのペタッとしたもの
  • 緻ぢみ(ちぢみ):縮緬皺が入っているもの

■ポリエステル(ひんぱんに着る人は手入れが簡単)

長所短所を取り上げたら、長所の方がはるかに多いのでポリエステルもおすすめ。

  • 自宅の洗濯機で洗えるので、日常の手入れが楽。
  • 収納や保管が簡単、虫がつかない。
  • 変色が起こりにくい。
  • たまに着る喪服に最適。
  • 最高級の生地「東レのシルック」は正絹とほとんど変わらないような肌触り。
  • ミシン縫いの方が、手縫いよりも丈夫に仕上がるので、洗濯機で何度も洗っても大丈夫。
  • お財布に優しく初心者でも安心です。

 ポリエステルは静電気がでる??:
一昔前はポリエステル製品だと静電気が気になると言われていました。現在では、生地メーカーの努力によって「帯電防止加工」がされていますので、静電気が起こりにくくなっています。
ただし、安価な生地の長襦袢は、洗濯を繰り返すと静電気が起きやすくなり、敏感な人は感じるかもしれません。

喪服の中に着る長襦袢は?

何時着用するかわからない喪服。
特に長襦袢を仕立てる時、正絹、ポリエステル、どちらを選ぶか、迷うところです。それぞれ長所、欠点がありあります。

正絹は長く箪笥の中に入れてあると、黄ばんで、いざ 着用の時着られない場合があります。その点ポリエステルの素材は、心配はありません。

最近のポリエステル素材で、東レ「シルック」の素材などは風合いが、大変優れており変色もなく、お勧めです。お茶席にも、着用出来便利です。

(3) 色柄で選ぶ

着物の着姿で、思っている以上 後姿の袖の袂(たもと)からと、裾からチラリと見える長襦袢の色柄です。

着物の色、柄とのコーデネートに配慮しましょう。
(これも着物を着る楽しみのひとつです。)

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お受けしております。宜しくお願いします。
長襦袢の選び方がわからない...という方には、
当社に直接お越しいただきますと、家内がコーディネートいたします。

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